前にベックマンが言っていた。 アンタら二人はよく似ている。 例えば、気にいったモノは必ず手元に置く所とか、流されているだけみたいに見えて実は流れを作ってる張本人だったり。 例えば、人を引きつける何かを持っている所、とか。 あの時は笑って聞いてたが今の状況は笑えない。 「あら、シャンクス」 目の前には二人の女性。先程まで仲良く話していた様子だが、こちらに気付くと二人とも笑顔で手を振ってきた。 美女二人に同時に手を振ってもらえるなんて男としては嬉しい限りだが、面子が、何と言うか、恐ろしい。 一人は我が海賊団の大事な船員であり愛しい恋人でもある。 一人は昨日娼館で一晩同じベッドで濃密な夜を過ごした娼婦。 俺が近付くと二人に笑顔で迎えられるが、一人の目は笑っていない。 「どうしたの?顔色が悪いわよ・・・?」 二度目までは偶然と思っていた。三度目からは偶然と思い込みたかった。 なあ、。俺が悪かった。 だから浮気した次の日に浮気相手と話し弾んで一緒に酒を飲む仲になんかならないでくれ!! 「あらシャンクス、何をそんなに慌ててるの?貴方と女性の趣味が同じだけじゃない」 |